ワークツールでアップサイクルをもっと身近に~KOKUYO ME第6弾~(前編)

SDGsをはじめ、サステナブルの考えが盛り上がりを見せる昨今。中でももっとも身近なサステナブル活動であるリサイクルに、「アップサイクル」という新たな波が到来。「Life Accessories」をコンセプトにする文具ブランド「KOKUYO ME」にもこの冬、アップサイクル素材を使った限定アイテムが登場。今回はシリーズ全体の企画・デザイン担当に、新アイテムに託した思いと開発秘話を聞きました。(※写真撮影時のみマスクを外しています)

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「いいこと」から「かっこいいこと」への転換

サステナビリティやエシカル消費など、地球や社会の持続可能性や環境への影響を考慮したライフスタイルに注目が集まっています。

特にファッション業界においては、ファストファッションの流行も相まって、大量生産・大量廃棄による環境負荷の大きさが取りざたされてきました。これまでもエコロジー(環境保全)の観点から、リデュース(ごみを減らす)、リユース(再利用する)、リサイクル(資源を再生する)などの取り組みが行われてきたように思われますが、実際、その割合はまだまだ少ないのが現状です。

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アップサイクルとは?

【超人気モデル】Supreme アーチロゴ 入手困難 希少 即完売 パーカー集めた資源を使って、今までにないものに生まれ変わらせる「アップサイクル」という考え方。じわじわと広まりつつあります。使用済みの米袋からつくられたトートバッグに、ペットボトルからつくられたメガネフレーム、釣れたそばから捨てられていたメカジキの角を混ぜた繊維でつくられたデニムなども。デザインの力によって、思わず手に取りたくなるアップサイクル品が数々生み出されています。

エシカルやサステナブルをうたうアイテムを選ぶ理由が、「倫理的正しさ」だけではなく「かっこいい」や「おしゃれ」など、感性的魅力も重要になってきているのです。

そして私たちコクヨもアップサイクルに着目した商品をつくろうと、プロジェクトがスタート。2年の歳月を経て、みなさんにお届けする準備がようやく整いました。手がけたのは、新たな挑戦を続けている文具ブランド「KOKUYO ME」チーム。アクセサリー感覚でコーディネートしたくなる、新しい文具の可能性を提案し続けてきた原石翡翠⭐️本翡翠 家中龍神 ペンダント 新品の第6弾として取り組んだのは、廃棄衣料のアップサイクルです。

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シリーズ第6弾はアップサイクル素材を使用したノートカバー(A5/B6)、メモカバー、ツールポーチ。★イタリア★GAS★リバーシブル★ダウンベスト★

今回は、KOKUYO MEブランドの立ち上げメンバーで、全体コンセプトから商品企画、デザイン、プロモーションまで一貫して携わる二人に話を聞きました。

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コクヨ株式会社
ステーショナリー事業本部
デザインセンター
府川大吾

コクヨ株式会社
ステーショナリー事業本部
文具本部 文具開発部 開発第3グループ
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デザインを手がける府川大吾は、今回のプロジェクトが立ち上がった当時を次のように振り返ります。

府川「KOKUYO MEDimeパーカー黒 ブラック 完売品 ダイムフーディ 人気Lサイズ2018年頃から企画が動き出し、発売初期の頃はノートやペンなどのアイテムに、これまでなかったカラーバリエーションを展開してきました。その後、色に続くフェーズとして着目したのが素材でした。2019年中旬からこれまで使ったことのない素材で、何か新しいことはできないかという議論が始まり、トレンドとしてもサステナブルやエシカルといったワードの重要性が高まっていたため、今やるならサステナブル系素材しかないだろうという話になりました」

コクヨは1990年代後半から、金具やプラスチックを使わない紙でつくられたmoussy - yuri様10月31日までお取り置き♡をはじめ、さまざまな環境に配慮した商品を送り出してきていました。けれどもnew balance ベンチコート Mサイズ(記名あり)だと思ったと、藤谷慎吾は語ります。

藤谷「第一印象ではリサイクル感を打ち出すわけではなく、でも実は環境を意識しているという見せ方が、使う人にとっても魅力になる、と考えていました。素材のこだわりをさりげなく感じられて、ちょっとだけ特別感のあるアイテムをつくろうって」

府川「樹脂成型品では品質的なハードルが高いことが、別のチームのトライアルから確認ができていたので、クイックにチャレンジしていきたいという狙いもあり、縫製品が良いのではとなりました。あとはどういう素材を用いるかの検討を重ねました」

ひと口に新しい生地素材といっても、その種類は多岐にわたります。ペットボトルからつくられた生地や、廃棄されるリンゴを用いた皮革状の生地、バナナを使った紙などいくつもの候補が上がりました。

藤谷「どんなに面白い素材であっても、KOKUYO MEらしさがなければダメ。使う人の暮らしをアップデートできて、ライフアクセサリーとしての特別感を醸し出せる素材を探し続けました

そうした中で出会ったのが、廃棄繊維を利用したアップサイクル素材。着回して古くなった衣服や布製品をつくる過程で出た端切れなどを集め、樹脂などのほかの素材と混ぜてつくられた生地は、皮革に似た質感と深みのある発色が特徴です。開発したのは京都にあるベンチャー企業、着飾る恋には理由があって セルフォード シャツです。

府川「初めて素材のサンプルを見たときは驚きました。細かい繊維が見える形で残っていて、質感も紙や樹脂とも違う、今まで見たことがないオリジナル感がありました。リサイクル素材はくすんだ色になりがちですが、リサイクル工程で色分けされているので、衣料品の色味をそのまま再利用している点も惹かれました」

商品は皮革のような触り心地ながらも、太陽にかざすと透ける独特の質感

今回の商品の元になっているのは、紺系が濃いジーンズ生地、茶系は茶色系統の服。同系色の樹脂を混ぜることで新たな価値を持つ新素材へ生まれ変わります

藤谷「一方で、社内で定められている品質保証基準をクリアするのは大変でした。値下げCHALLENGER×TRIPULE ACE CLUB キャップ2セットですし、候補に挙がっていたカラーのうち、耐光性の基準を満たせず止む無く除外したものもありました。(詳細は後編参照)」

府川「そう。ロットによって色味が少しずつ異なるというのも、今までの開発にはない経験で」

メッセージに秘めた丁寧さと引き算のバランス

府川や藤谷がもうひとつこだわったのが、アイテムの届け方です。KOKUYO MEの持つ洗練さや、さりげなさは大切にしつつも、アップサイクルに込めたメッセージはきちんと伝えたい。アイテムがどのようにしてつくられたのか、またその背景に潜む社会課題をきちんと可視化できるよう、パッケージデザインを練り上げました。

府川「実ははじめはパッと目を引くように、シルバーのタグをつけようといったアイデアも出たのですが、廃棄衣料のアップサイクルによって環境に配慮するという今回のアイテムが持つストーリーを最大限生かし、伝えていくために、最終的にはクラフトテイストのカードを添えました」

藤谷「衣服からつくられた商品だとひと目でわかるように、カードにはアイコンを織り交ぜて説明を載せました。オリジナルで作成したアップサイクルマークにも、中心にデニムパンツを入れたデザインになっています。プラスチック原料のビニール包装を敢えてしないのというのも、これまでにない判断でした」

府川「SDGsタグホイヤー フォーミュラ1 ブルー クォーツ関心のある方にコンセプトやメッセージを丁寧に伝える必要があると考え、シンプルさと説明量のバランスを通常の商品開発とは異なる感覚で、企画開発メンバーと共に検討を重ねました

2019年後半から始まった企画が、コロナ禍を経て今年(2021年)12月にようやく世に出る。反応が楽しみという府川と藤谷。今回のシリーズのおすすめポイントは?

藤谷「KOKUYO MEにはめずらしい、シックなカラー展開でしょうか。ネイビー(DENIM NAVY)とブラウン(CLOTH BROWN)2色を用意しています。特にネイビーは、デニムが練り込まれているのが特徴です。ペンケースやクリアファイルなど、他のKOKUYO MEのアイテムとも合わせやすいので、ぜひコーディネートしてみてください」

※KOKUYO MEのコーディネートを楽しめるアプリは70s ”sears” ホワイト タートルネック オリエンタル 花柄 ワンピースから

府川「天然のレザーと同じように、この素材も使えば使うほど風合いが変わってきます。クタっとなじんだ感じやシワが出るのを楽しんで、自分だけのアイテムに育ててもらえればと思います。また毎日手にするアイテムだけに、アップサイクルを身近に感じてもらえるのでは。ふとした瞬間に、環境のことや社会のことを考えるきっかけになったら嬉しいNIKE nike GOLE キャップ 帽子 90s usa製

そして今回のモノづくりは、二人にとっても貴重な経験となったようです。

府川「KOKUYO MEは、社内でも実験的な立ち位置にあるブランドです。このアップサイクルの取り組みも、KOKUYO MEClarks Desert Trek クラークス デザートトレック新しい価値を作って世の中の流れを意識したモノづくりも必要だと思う。今回を機に、また新しいチャレンジが生まれたらと期待しています」

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府川と藤谷の開発秘話を聞きながら、もっと知りたいと思ったのが、今回の商品に使われたアップサイクル素材です。なぜ繊維に目をつけたのか、どうしたら古い衣服やはぎれから新たな素材がつくられるのか、気になって仕方がない編集部。そこで素材の生みの親、カラーループへの取材を敢行! その模様は後編へと続きます‼

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